一棟マンションや一棟アパートの売却時の価格の付け方目安

2019/06/20
share

一棟マンションや一棟アパートを売却にいざ出そうとする時、特に初めての売却だったり2回目の売却だったり初心者のうちはその売却価格であっているのかどうか不安ですよね。そんな時はあれこれと情報過多にならずシンプルに考え一発目の値付けをしてまいりましょう。

■正確な実際の売却額をまずレインズで調べよう

大手であろうと小規模であろうと個々の不動産屋さんや不動産コンサルタントが運営しているWEBサイトに掲載されている売値はあくまで【希望】であったり【割高】であったり【値引き後】であります。

ようは【言い値】であり【参考程度】なので色々な思惑や状況、しがらみあっての価格表示ということを忘れて惑わされてはいけません。

その点、レインズ(不動産流通標準情報システム)からは実際に売却された成約価格の情報を手に入れることが出来るので100%正確な情報が手に入ります。

より精度を高めるには直近の類似物件の売却価格を調べる事で相場感がより分かるので売り出し時の売却価格をそこから逆算し決めていきましょう。

あなたさまが不動産屋さんや不動産コンサルタントにレインズの話をしてちゃんと画面を見せて説明をしてくれなかったり怪しい感じがしたら即関係を切っても良いかもしれません。

■次に売却参考価格を調べよう

同規模、同エリア、同築年数の一棟マンションや一棟アパートの売却参考価格を調べると掲載されたばかりでは割高に設定されている事が多いでしょうし、掲載から時間が経っていれば徐々に値下がりしている場合も見受けられると思います。

そのように市場を客観的に一歩引いて見渡す事で
「1発目の値付けは実際の売却価格の相場から1割増し」
に設定しよう。

などの戦略を導き出す事が出来ます。
有能な不動産屋さんや不動産コンサルタントであればこのような戦略の話も透明性を持って説明してくれると思いますのであなたさまのご意見と合致したならばそのまま進んでいくのが良いかと思います。

売れるかどうか売却出来るかどうかは別としてまず売却価格の設定はあなたさまがしてください。
相談するのは構いませんが言いなりになってしまってはダメです。

基本的には実際の売却価格予想の10%アップまでが初回の売値としては妥当な範囲内です。

■まとめ

最初の売値の値付けが高すぎれば見向きもされず、安すぎれば損をします。
また売却希望額は残したい増やしたい利益や純資産ということになりますので、ただ売却価格に拘るのではなく、利益や純資産を増やす・残すという観点からの値付けをしていきましょう。

利益や純資産を増やす・残すという観点さえ忘れずに値付けをすることで、一棟マンションや一棟アパートの失敗ということはなくなります。

もし万が一、購入時に高値掴みをしてしまったのでしたら少しでも回収出来るようにしてまいりましょう。

一棟マンションや一棟アパートの売却時の価格の付け方の目安につきましてご質問やご相談がございましたらお気軽に当メディアのお問い合わせよりお気軽にお話お聞かせくださいませ。

あなたさま専任の担当者がご返答させて戴きます。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ