気になる一棟アパートや一棟マンションの査定から売却まで

2019/03/08
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一棟アパートや一棟マンションを不動産投資で購入した、相続などで譲渡された。など所有したきっかけはさまざま。ずっとお手元においておくのも良いですが大半の方は売却という次のステップに移ることが多いですよね。今回売却をするのが初めてだというあなたさまはなんとなくで良いので査定から売却までの流れを覚えておいて損はないので是非ご参考にしてくださいませ。

■一棟アパートや一棟マンションの査定額はどこで決まるのか

簡単に言いますと車と一緒です。
違いがあるとすればビンテージ車は高額査定が出る可能性がありますが老朽化された一棟アパートや一棟マンションはそのような奇跡は起こらないです。

・同条件での周辺相場感

築年数や駅徒歩、戸数など近くにある一棟アパートや一棟マンションと比べておおよそのベースとなる査定額が算出されたりすることが多いです。
不動産屋さんや不動産コンサルタントによって癖もあるので一概には言えませんが周辺の相場よりも凄く高い、凄く安いは明確な理由がない限り【目利きの失敗】or【媒介契約を結ぶための餌】が多いです。

・空室、満室などの入居率と利回り部分

ずっと満室経営に近くて安定していれば相場より高く査定される可能性があります。
またその理由がなんなのかにもよりますよね。
周辺相場より凄く安ければ満室にはなりますが実質の利回りは低かったりします。
しかし満室に越したことはありませんので売却査定の前に満室経営を目指すのが良いです。

・この先数年の景気動向予測

例えば東京オリンピック2020が決定すると都内ベイエリアでは建設ラッシュが始まり地価は高騰、一棟アパートや一棟マンションの価格も大幅にアップしました。
外国人の不動産投資家も参戦し買い手に困らないオリンピックバブルが起きたのも事実です。
このように購入当時の価格より売却価格が上がると景気動向予測が立てられれば査定額もアップします。

■一棟アパートや一棟マンションの査定の後の流れは媒介契約

続いては査定額を出してくれた不動産屋さんや不動産コンサルタントと媒介契約と呼ばれる買い主との仲介役になってください。
という契約を結びます。

媒介契約にも色々あるのですが
・一般媒介契約
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約

など用途やその時の状況によって結ぶ契約内容を選ぶと良いかと思います。

一般はまた別として専任と専属専任であっても法律で3ヶ月以内の契約期間なので「やっぱり合わない」と感じれば契約切れまで売却しなければ良いだけですので「選択を間違えたら一大事」とはなりませんので、もし今の段階で気負っていらしたら肩の力を抜いて良い部分ですということをお伝えしておきます。

■一棟アパートや一棟マンションの査定から売却までで気をつけるポイントは?

気をつけるポイントは言い出したらキリがない、気にしだしたらキリがないので2つに絞ります。

・複数の不動産屋さんや不動産コンサルタントに査定してもらう

複数の不動産屋さんや不動産コンサルタントに査定してもらう事でおおよその平均売却査定額が分かってくるようになります。
明らかにその平均値より高い、平均値より安い不動産屋さんや不動産コンサルタントに理由を聞き納得が出来ないのであればふるいにかけていきましょう。

・例え大手が相手でもがっつかれたり急かされての契約は危ない

売却査定価格面では上記を気をつけふるいを掛けました。
次のステップはどこの不動産屋さんや不動産コンサルタントと媒介契約を結ぶかの流れですが、ここでがっつくような相手だったりゴリ押しするような相手ですとろくなことになりません。

あなたさまが一棟アパートや一棟マンションの売却するにおいて一番大事なのは相性が良く能力の高い人脈と経験が豊富な不動産屋や不動産コンサルタントを見分けパートナーになることです。

■まとめ

今回は一棟アパートや一棟マンションを売却する前のマメ知識といたしまして売却査定額のお話と媒介契約のお話とその2つで気をつけるポイントなどをお伝えいたしました。

自分でも購入したくなるような条件の一棟アパートや一棟マンションに育てることで高く売却出来る可能性がアップし、媒介契約を結びパートナーとなる不動産さんや不動産コンサルタントとの出会いやふるいはあなたさまにしか出来ない非常に重要な部分だということが分かって戴けたと思います。

それでももしご不安な点やお悩みがございましたらお気軽に当メディアのお問い合わせよりその旨、お伝えくださいませ。
一棟売却歴20年以上の不動産コンサルタントが心ゆく迄お話をお聞かせ戴いております。

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