株価大暴落で一棟マンションやアパート売却に影響はある?

2020/03/10
share

中国や日本だけでなくヨーロッパやアメリカまでに飛び火しパンデミックの様相の新型コロナウイルス。その影響でアメリカの株式市場が大暴落し取引中止にまで追い込まれました。日本も同様でこれらの乱高下は一棟マンションやアパート売却に影響はあるのでしょうか?

■心理的な下げ要素は否めない。

現実的な景気も重要ですが、物が売れる・不動産が売れるというのは心理的要素の方が大きいと感じます。

不景気になりそう、新型コロナで自粛ムードが続きそう、倒産する会社がもっと増えそうなどマイナスイメージが積み重なりますと人々の気持ちは後ろ向きとなり【堅実】さをより求めます。

そうなりますと投資ではなく守り、損切りに走るようになります。
損切りをする人が多いので大暴落となります。

ですので今のこのタイミングで昨日まで高額売却が出来ると査定された一棟マンションやアパートも明日には違った査定額が出てくるかもしれませんし、ここ数ヶ月は査定額も実際の売却成立額も日々変動する可能性があります。

「今日売却したい!」
と思ってもそう簡単にいかないのが一棟マンションやアパート売却です。

変動する相場に翻弄されるのならば、落ち着くまで待つのも悪く有りません。

■今、情報収集をしても新型コロナの終息見通しがつかなければ意味がない

明日もし、あなたさまが保有している一棟マンションやアパートの周辺エリアから新型コロナのクラスターがあったとしたら、そこにある一棟マンションやアパートに高いお金を出して購入したいと思いますか?

立地や建物自体は凄くいいのに、新型コロナはもしかしたら数年後には簡単に治る風邪なのかもしれないのに今売却に出したら相場以下の取引となる事が多いと思います。

この前の武蔵小杉の件も同様です。
住みたい街の上位だったのが先日のアンケートでは20位となっておりました。

このように心理的な影響が不動産価格にかなり反映されてしまいます。
ですので、今いくら情報収集をしてじたばたしても労力ほどの高額売却が見込めないというのが見解です。

ここでも「うちなら独自ルートで高額売却出来ます!」という不動産屋が湧くと思いますので安易に飛びつかず本当に高額売却出来そうなのか複数社に売却査定をしてもらってください。

■まとめ

これだけ世界中がパニックに陥っている状況で影響がない訳ないです。
悪徳不動産屋さんの場合、ここぞというタイミングで甘い言葉を掛けて来る場合が多いので気をつけてくださいませ。

不安を煽るだけ煽ってうちに任せとけば大丈夫。
が常套文句です。

まずは株価なり新型コロナなりが悪いなりにも落ち着く時期が必ず来ますのでそれを待ちましょう。
もしかしたら東京オリンピックも中止になる可能性があります。

しかし焦ったらヤられてしまいます。
下がれば上がる時期が必ず来ますので、去年のうちに売却出来なかったあなたさまはここは一旦割り切って切り替えていきましょう。

相談する先がない、信頼の出来る不動産屋がいない…。
というあなたさまはお気軽にお問い合わせフォームよりお悩みやご不安お聞かせくださいませ。

負けずに一緒に頑張っていきましょうね。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ