一棟マンションを高額売却したい時の不動産屋に与える権限は

あなたさまが一棟マンションや一棟アパートを高額売却しようとお考えの場合、こちらの記事をお読みになっていらっしゃる方は普段会社員であったり自営業だったりとお忙しくされていると思います。そんな時、効率よく売却活動を進める為には不動産屋さんにどこまでの権限を与えて動いて貰うのが良いでしょうか。

■購入主の温度感により値引き限度額を伝えておく

一から十まであなたさまの許可なしでは物事が先に進まないとするとせっかくの高額売却チャンスも逃してしまいます。

例えば不動産屋へのお問い合わせの電話口で、
「●●●●万円くらいまで交渉の余地ある？」
等の軽いジャブのようなお問い合わせが入る場合があります。

そこでいちいちあなたさまの了解や持ち帰りをしていたら、そのお問い合わせをしてきた見込み客が逃げてしまいます。

このような記事をお読みになっているということは、まだまだ一棟マンションや一棟アパートの売却初心者の方だと思います。

となると購入主との交渉は圧倒的に不動産屋さんの方が得意。
極端なお話、ハンコを捺す以外は全ての交渉を任せても良いくらいです。

ですので、とりあえずの初回値引きOK額程度までは不動産屋さんへ権限を与えておき、話が出来るだけまとまるようきっかけ作りや誘導をお任せするのが初心者のうちは良いと思います。

「希望の売却価格伝えて後任せれば良いでしょ？」
と安易に考える方も多くいらっしゃるのですがそれですとトラブルになりがちです。

最初はいいって言ったのになんで売却しちまったんだ!!
と怒ってしまう売却主さんもいらっしゃいます。

話を戻しまして何故、内覧時にしっかりと立ち会った方が良いかと申しますと、これは日本人特有なのでしょうか…。

売却主さんの人柄や応対、身なりが良いと何故か話がまとまりやすいんですね。
その金額で購入を渋っていた購入主さんが売却主さんとあれこれ会話をしていくうちに、「この売却主さんなら信頼が出来る」
となるんです。

ネットショップでも顔も何も見えませんがメール対応の善し悪しで二度と買わない。
ってなりますもんね。

また、その場での交渉も不動産屋さんに任せて持ち帰りになるよりあなたさまと購入主さんの間でぱっぱと契約成立になるケースがかなり多いです。

一棟マンションや一棟アパートをスムーズ且つ高額売却を目指していくには不動産屋さんにもある程度の権限を与え円滑に売却活動を進めて行くべきです。

良く言われているように一棟マンションや一棟アパートは流動性の低い買い物ですので、毎日買いたい買いたいの方が訪れたりするのは本当に稀です。

少ない高額売却のチャンスを拾っていくには窓口になってくれている不動産屋さんとのパートナーシップが非常に重要になってまいります。

与える権限の範囲なども不動産屋さんとの契約内容により段階を踏んでも良いかも知れません。

あなたさまがもし、どこまで不動産屋さんに権限を与えるのがいいのかお悩みであったり分からなかったり何かご不安があるようでしたらお気軽にお問い合わせフォームよりお話お聞かせくださいませ。

分かりやすく噛み砕いてお伝えしてまいります。
一緒に頑張ってまいりましょうね。