今回のお話の一棟アパートや一棟マンションの売却タイミングは？という定義につきまして2つの見方があると思います。ひとつは景気や地価などの社会情勢による売却タイミング。もうひとつはあなたさま御自身のターニングポイントによる売却タイミングです。景気や地価など社会情勢による一棟アパートや一棟マンションの売却タイミングにつきましては今後いっぱい書いていきますので今回はあなたさま御自身のターニングポイントを売却タイミングといていこうというお話にしてまいります。

■一棟アパートや一棟マンションの売却タイミングは？

一棟売却コンシェルジュを運営しております東京アセット株式会社で実際に一棟アパートや一棟マンションの売却をご依頼戴きましたお客様の実際の事例をお話してまいります。

・定年退職して残りの人生を奥様と二人で謳歌したくなった

こちらの御夫婦はお子様がおらず相続する親類も居ないとの事で経営していた一棟アパートを売却し世界一周のクルーズ旅行を奥様としたり、片田舎で家庭菜園をしながら介護施設にお世話になるだけの資産を残してあとは自由に人生を謳歌したいという夢がおありになり一棟アパートを売却することを決めたそうです。

・不動産投資ではなく株式投資をやりたくなった

不動産投資で何度も売買を繰り返し完全にプロの域まで達していたお客様がいらっしゃったのですが「これを売却したらもう買わない」と突然申し上げたので理由を聞くと「株式投資の勉強をするからその間の生活費と軍資金にしたいから」と平然とお答え戴きました。

チャレンジされる方、成功者はこうゆうマインドなんだなと驚愕いたした記憶が残っています。

・夫婦でカフェをやる分の軍資金が貯まったから

次の事業や次の夢の為にミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資を行う方は多いですね。
こちらのご夫婦も一棟アパートを数棟お持ちのオーナー夫婦様で家賃収入は勿論、全ての売却益で念願のカフェを始められたそうです。

このようにお金ではなく新たなチャレンジや新しい人生の歩みを始める時が一棟アパートや一棟マンションの売却タイミングだと言えると思います。
ご子息に相続することに生きがいや幸せを感じるのも良いですが、最愛のパートナーと元気なうちに幸せを噛みしめるのも人生ですね。

■信じられないかもしれませんがこのようなパターンの一棟売却のタイミングも

私もこの一棟売却業界に入る前はこんなタイミングで簡単に一棟アパートや一棟マンションを手放すオーナー様が本当にいることを信じられませんでした。

しかしこのタイミングで一棟アパートや一棟マンションを売却されたオーナー様は非常に幸せそうな表情で悲壮感や気難しかったものが全部ウソのように消え去りました。

・空室やら掃除やら住民トラブルが面倒臭くなった

空室があるといってもたった20戸中1,2部屋。
掃除と言っても落ち葉をささっと掃くだけ。
住民トラブルは確かに大変ですが管理会社に頼めば手を煩わせる事はありません。

しかしその全てが最初の想像よりも面倒だったそうで、所有からまだ5年以内だったのですが税金にも目もくれずさっさと売却の運びとなりました。

でも、そのお客様にとってはこれが一番の売却タイミングだったということです。
自分自身にストレスを感じた時が売却タイミング。
ある意味、一番人間味あふれるスタイルですよね。

■まとめ

一棟アパートや一棟マンションを売却するタイミングは人それぞれです。
100%利益を出す必要も義務もありません。

私達、不動産屋さんや不動産コンサルタントも自ら一棟アパートや一棟マンションを会社で購入したり売却したりと運用をしていますがプロとして収益を出さなきゃいけないのは当然です。

しかしあなたさまの場合でしたら心や体をすり減らしてまで一棟売却を我慢したり思い留まる必要はありません。
私は勿論、不動産コンサルタントとして今のタイミングはこれこれこのような理由で売却すると購入時よりマイナス収益になります。

とはしっかりとアドバイスさせて戴きます。
しかし私達の実際のお客様にもいらっしゃった通り売却タイミングは人それぞれです。
もし「今売却したら確実に損なんだけど本当は手放したいんだ…」というお悩みを抱えていらっしゃるあなたさま。

どんなに悪いタイミングであってもほんの少しでも売却額が高くなるよう動いてまいりますので宜しければ当メディアのお問い合わせよりお気軽にそのお悩みお聞かせくださいませ。