一棟アパートや一棟マンションを東京23区で買おうとしてもベース金額が高いので利回りは期待しにくいですよね。なんとかして収益を上げたい場合に取る手段はやはり値切り交渉です。ここでは上手く行きやすい値切り交渉の方法をお伝えしてまいります。
値切り方には主に2パターンがある
直ぐ思いつくのが単純に値下げをしてくれと購入金額を数十万づつ・数百万円づつ直球で値切っていく手法です。
もうひとつが購入価格はそのままで綻びを直して貰い購入後の修繕費をゼロに近づける手法です。
単刀直入で購入金額を値切る手法
こんな人はいないと思いますが
「買ってやるんだから〇〇万円値下げしろ」
など横柄な態度は直ぐに交渉中止になってしまいます。
東京23区でそこそこの立地であれば値上がりが期待出来、ポジショントーク的には相手に余裕があると考えていいでしょう。
また、値下げを求める正当な理詰めの理由付けを好む人と嫌う人がいます。
あなたとだけ交渉をしているならまだしも人気物件であれば複数人の中から選べばいいので単刀直入で購入金額を値切る手法の場合は相手をよく観察し同じ100万円値切るにしても理詰めなのか心情や感情に訴えるのか、はたまた交換条件を出すのかなど戦略を立てていきましょう。
修繕などをしてもらい実質値切りをする手法
一棟アパートや一棟マンションを買ったあとに結構ダメージが来るのが修繕費です。
修繕費やメンテナンス費もあるから出来るだけ購入金額を値切ろうとしていたその部分を売り手に負担させる交渉は思いのほか美味くいきます。
人は不思議なもので貰えるハズだった金額が少なくなることを嫌がります。
値切り交渉で50万円の値下げ希望・修繕費50万円負担。
これどちらも50万円ですが上手く行きやすいのは肌感で修繕費50万円負担です。
心理学の一種なのですが特に日本人の場合は合理的な判断より心理的にリスクを非常に嫌います。
その後ろに大きなメリットがあってもリスクを嫌います。
売り手に取って支払額が下がるのは絶対に嫌だ。
という方がいますので、その場合は値切らない代わりに修繕費や設備費などを持ち出してもらうような交渉を仕掛けるとびっくりするくらい結果値切りが成功するケースも多々ございます。
まとめ
一棟アパートや一棟マンションを買う時の値切り交渉に2パターンあることが分かりました。
補足としてハイブリッドパターンもおすすめです。
20万円しか値下げは出来ない…。
それならば〇〇の修繕も追加して欲しい。
など購入金額上は20万円までだけど売り手に修繕もしてもらう事でトータルで50万円分の値切りを行ったりも可能です。
とはいえ、慣れない値下げ交渉を自分一人で行うのは不安ですし相手の出方によってどうやって対処すればいいか分かりませんよね。
そのようなご不安をお抱えの場合は弊社へ是非お任せください。
熟練の一棟不動産コンシェルジュがあなたさまの味方になり値下げ交渉をサポートいたします。
お気軽にお話お聞かせくださいませ。