一棟アパート投資で絶対に失敗しないための成功ステップ

2026/02/13
share

一棟アパート投資は、成功すれば人生の選択肢を大きく広げてくれる強力なツールです。しかし、数千万円〜億単位の借金を背負う事業である以上、一度の失敗が取り返しのつかないダメージ(破産)につながるリスクも秘めています。

成功している大家さんと、失敗して撤退する大家さん。その違いは「運」ではありません。「買う前に勝てるシナリオを描けているか」、ただそれだけです。

成功大家は皆やっている!購入前の「3つの防衛線」

不動産屋の営業トークに乗せられ、「融資が通るから」という理由だけで物件を買ってしまうのが、最も典型的な失敗パターンです。 自分の資産を守るためには、以下の3つのステップ(防衛線)をクリアした物件だけを購入対象にしてください。

【ステップ1】「表面利回り」を捨て「実質利回り」で計算する

広告に載っている「利回り10%!」という数字。これは満室時の家賃収入を物件価格で割っただけの「表面利回り」であり、絵に描いた餅です。 失敗しない投資家は、必ず経費を引いた「実質利回り(NOI利回り)」を見ています。

空室損: 常に満室ではなく、入居率85〜90%で計算する。

運営経費: 管理委託費、固定資産税、火災保険料、共用部電気代。

修繕・広告費: 突発的な修繕や、入居付けのための広告料。

これらを差し引いた手残りの金額(キャッシュフロー)が、ローンの返済額を十分に上回っているか。まずはこの「本当の数字」を算出することがスタートラインです。

【ステップ2】金利上昇に耐える「ストレス・シミュレーション」を行う

2026年現在、金利のある世界へと移行しつつあります。「今の金利」だけで計算するのは危険です。 必ず「金利が上昇した場合」と「家賃が下落した場合」のストレス・テストを行ってください。

金利上昇リスク: 金利が1.0%上がっても黒字を維持できるか?

家賃下落リスク: 築年数が経過し、家賃が10%下がっても返済できるか?

最悪のケースを想定しても「破綻しない(持ち出しが出ない)」ことが確認できて初めて、その物件は「買い」の土俵に上がります。

【ステップ3】「出口(売却)」が見える物件を選ぶ

不動産投資のゴールは、物件を買うことでも、持ち続けることでもありません。最終的に「売却」して利益を確定させることです。 どんなに高利回りでも、「次に買う人が融資を受けられない物件」は、最後に出口がなくなり、価格を大幅に下げないと売れなくなります(資産価値の毀損)。

積算評価(土地値): 銀行が担保として評価しやすいか。

立地・遵法性: 再建築が可能か、融資がつくエリアか。

「入り口(利回り)」だけでなく、「出口(流動性)」を意識して選ぶことで、万が一の時にもすぐに現金化して逃げ切ることが可能になります。

まとめ

一棟アパート投資で失敗しないための成功ステップは以下の通りです。

・表面利回りに踊らされず、「実質利回り」で収支を見る。
・金利上昇や空室リスクを織り込んだ「厳しめのシミュレーション」を行う。
・将来、誰かに売ることができる「出口戦略」を持った物件を選ぶ。

不動産投資は、知識さえあればリスクをコントロールできる「事業」です。 焦って契約書にハンコを押す前に、まずは冷静に電卓を叩き、この3つのステップをクリアしているか確認してください。その慎重さこそが、あなたの未来の資産を守る最強の武器となります。

share
Related posts 関連記事
recent posts新着記事
pick upピックアップ