令和7年。2025年の東京都の一棟アパート購入における価格分析

令和7年。2025年の東京都の一棟アパート購入における価格分析

2025/03/24
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一棟アパートの購入価格は変動します。変動しますけどそこまで急激な下落、高騰は無いと考えます。令和7年。2025年の東京都の一棟アパート購入における価格分析をしてまいりましたので是非購入の参考にしてみてください。

東京都内、一棟アパートの価格分析

平均購入価格と価格帯

東京都内の中古マンションの平均売却価格は、令和6年12月時点で6,228万円でした。
これは前年同月比で5.7%の大幅な上昇を示しています。

70㎡換算価格で見ると、東京23区の中古マンションは令和7年1月時点で9,021万円と9ヶ月連続で上昇しており 、都心に近い周辺の行政区も同様の傾向が見られます。

ただし、アパート市場に限定した平均購入価格の明確なデータは限られています。土地の価格動向を見ると、東京都全体の住宅地の1㎡当たり単価は、令和5年には24.37万円となっており、上昇傾向にあります。
アパートの価格帯は、立地、築年数、広さ、設備などによって大きく変動します。

過去の価格推移と令和7年度の予測

過去数年間の東京都の不動産価格は上昇傾向にあります。特にファミリー向け物件の賃料は大きく上昇しており、中古マンション価格も上昇しています。

専門家の間では、マンション価格は引き続き上昇基調にあるとの見方が強い一方 、アパート価格は横ばい傾向にあるとの指摘もあります。
一部エリアでは価格の二極化が進むと予想されており、都心部では高値安定が続く見込みです。
建築費の高騰や供給不足も価格を支える要因として挙げられています。

一棟アパート購入の際に考慮すべき要素

毎回のようにお伝えしておりますが、一棟アパートを購入する時から既に売却の出口戦略は始まっています。
立地は変更出来ない。という事を必ず念頭に置いてください。

物件に関する要素

・築年数
新築物件は価格が高い傾向にありますが、修繕費用が当面抑えられる可能性があります。中古物件は価格が比較的安価ですが、修繕の必要性や耐震基準などを確認する必要があります。

・間取り
単身者向け、ファミリー向けなど、ターゲットとする入居者のニーズに合った間取りを選ぶことが重要です。

・設備
現代の入居者が求める設備(インターネット環境、セキュリティ設備、宅配ボックスなど)が整っているか確認しましょう。

・管理状況
管理体制が整っている物件は、長期的に資産価値を維持しやすいです。修繕履歴や管理費なども確認しましょう。

周辺環境に関する要素

・交通アクセス
最寄り駅からの距離、利用できる路線数、都心へのアクセス時間などを確認しましょう。

・生活環境
スーパー、コンビニエンスストア、病院、学校、公園など、生活に必要な施設が周辺に揃っているか確認しましょう。

・将来性
周辺地域の再開発計画やインフラ整備の予定などを確認し、将来的な価値向上を見込めるか検討しましょう。

・自然災害リスク
ハザードマップを確認し、地震、水害、土砂災害などのリスクが低いエリアを選ぶことが重要です。

まとめ

入居者のターゲットや家賃設定などによっても狙うべき一棟アパートが変わってくると思います。
比較的余裕のある層を狙えば家賃滞納リスクや近隣トラブルなどを避けられる一方、それなりの設備や外観が必要ですので購入金額は跳ね上がります。
その反対もしかりです。

様々な要素を多角的に検証しながら一棟アパートの購入価格を決めるべきであり、額面だけの安い、高いだけで見ないようにすると一棟アパート購入後の運用がスムーズにまいります。

弊社ではこういった色々な観点を持ち合わせており一棟アパート購入者のあなたさまにとって最小のリスクと最大のメリットを享受して戴けるよう日々精進しております。

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